対象物の構造に合わせて選ぶ

対象物の構造に合わせて選ぶ

対象物の構造に合わせて選ぶ 計測器の選び方ポイントは対象物の形状に合わせることです。
シンプルな構造であれば、寸法測定が容易になるものです。
精密な寸法を測るのであれば、ノギスやマイクロメーターなどが選択肢となります。
一方多角形などの複雑な構造では、測定が困難になることがあります。
使える機器も制限されてきます。
複雑な対象物を測るには投影機などが有効です。
中には対象物をテーブルに載せるだけで、複雑な寸法などを瞬時に測れる機器も開発されています。
金属などの硬いものは、計測器で挟んでも変形の心配がありません。
それに対して合成樹脂など柔らかいものは、挟むことで変形してしまいます。
そのようなケースで活躍するのが、非接触型の測定機です。
その一つが画像測定機で、レーザー光によって対象物の寸法を割り出します。
また、ミクロ単位の極めて小さいものを測る場合は、測定顕微鏡が用いられます。
非接触で測定できるので、対象物を変形させる心配もありません。

測温抵抗体を用いた計測器を対象に挿入する場合

測温抵抗体を用いた計測器を対象に挿入する場合 測温抵抗体を用いた計測器は、本体から計測部分が延びた形をしています。
そしてその先端に実際に温度によって抵抗を変化させる素子があるため、温度を測定したい対象にしっかりと挿入しなければなりません。
そうして素子の温度が対象と同じになって初めて、具体的な温度が計算で割り出されます。
したがって変化が完了するまでの十分な時間も求められます。
もしそれが浅い部分で止まってしまうと、実際の温度とは異なる上に手前側の環境の影響を受けやすくなるため、測定結果として誤差が発生する怖れがあります。
測温抵抗体を用いた計測器には素子を保護管に入れた比較的シンプルな構造のタイプと、酸化マグネシウムで満たしたシースタイプがあります。
どちらの場合であっても実際にどれほど挿入すれば良いとされるのかはメーカーごとに異なりますが、大体その外径の5倍から20倍の長さが指定されます。
また測定する対象が液体か気体かの違いによっても異なる場合があります。